●茶話じん会レポート
茶話じん会、て・・?
保存期腎不全で、食事治療に取り組む患者さん、その家族の方の情報交換、コミニュケーションできる場となっています。
診察のときに聞けないんだけど・・
「BUN/Crの比、てなに?」「尿たんぱく量、てナニ?」
「それはね・・・」
毎回の診察ごとに24時間蓄尿と、採血データをもとに患者さん、医師、栄養士と一緒に現在の治療内容を確認します。専門的な言葉も毎回繰り返し「向き合う」ことで「慣れて」きます。患者さんどうしが「先生」になったりします。
・・といっても食事治療は続けるのが大変そう・・・
「食材をいちいち計るのがメンドウくさいよねえ」
「動物性タンパク質、てなに?」
「あとから計算したらいつもオーバーしてて・・・」
「カロリーが上がらないよ」
「塩分までは計量、計算できん」
「外食したら、計算できないから不安で食べにいけない」
毎日、直面する食事治療の大変さ。でも24尿、採血データは確実にその努力を反映します。
タンパク質、塩分の節約した治療効果のある食事内容に「自ら」食事を変えていくのは、もちろん大変な労力がいります。必要なカロリー(標準体重に添ったもの)を確保しながら、という条件では、低タンパク、でんぷん食品をいかにメニューに加えられるかが大きな分岐点になってきます。
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